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おっぱいの塗りがキレイになる本「おっぱいの塗り方」レビュー

水着とかを描いていると、やはり注目されるのは胸の立体感や柔らかさの表現だと思います。肌塗りや影付けを学ぶと立体的な表現は学べるのですが、意外の柔らかさや重さの表現は難しいと思います。そんな時に買った本が「おっぱいの塗り方・・・100倍エッチに魅せるテクニック」です。買うの恥ずかしかったし薄い本なのですが肌塗りのいろんなことが学べてかなり役立ちました。今日はこの本についてご紹介したいと思います。


おっぱいの塗りに特化した本(薄い)

この本は徹底しておっぱいの塗り表現に特化した本です。濡れてる表現、日焼けしてる表現、乳首が陥没してる表現、水着が食い込む表現、手で押さえ込む表現など、いろんなイラストに応用できる胸の描き方が学べます。複数の人が各項目を担当しており、いろんな人の塗り表現が学べるので、自分に合ったものを見つけることができます。中級者向けの本かなと思います。100ページ未満の薄い本ですが、内容は厚いです。

最初におっぱいの構造と線画表現が学べる

まず最初はおっぱいが身体どのようについているかの解説があり、次に形の分類があります。巨乳とか大雑把な分類でなく、お椀型、雫型など実際に描く際の参考になる形が書かれています。さらに乳輪の種類なども書かれており、ページ数は少ないのですが、かなり体系的に学べるように工夫されています。

光や影の塗り工程が詳しい

塗りで立体感を出すためには、光や影の表現が重要です。この本はページが少ない割には塗り方やレイヤー構成、レイヤー効果などをきっちり説明してくれているので、再現しやすいです。またそれぞれの絵描きさんで手法があるし、自分の絵柄に合った塗り方を見つけられます。

重量感や柔らかさの表現ができる

普通の塗りなら立体感表現で終わるのですが、この本はさらに質感にこだわっています。肉感ある重さや、食い込んだり、押さえ込んだり
、載せたりとした表現を塗りで表現する方法が学べます。特に形の作り方と影のつける場所ですごくリアルに見えるので、この本を読んでよかったなと思いました。

人の塗りに応用できるテクニックがいっぱい

mignonさんの肌塗り本も読んだことがあって、あれもすごく肌をキレイに塗れるんですが、食い込み表現とか柔らかさ表現はこちらの方がすごくよかったです。Hな絵を描かない目的でも応用できる塗りのテクニックが載ってますので、人の質感アップにもすごく役立つと思います。美術の人がヌードデッサンとかする理由がわかった気がします。

より肌塗りを極めたい人向け

こういう本ってHな絵を描く人用だと思われがちですが、最近のソシャゲやVtuberのイラストを描く人にも役立つテクニックがたくさん載ってます。個人的には、食い込んだ部分の影の入れ方が学べたので、服やベルトの食い込み部分の立体感表現にも役立ったし、水着を描くのも上手くなりました。肌塗りを極めたい人は、ぜひ一度読んでみてください。


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